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2010.10.08 零戦
久々に長い記事を書きたくなりました。

「おい、またかよ!」と思ったアナタ。。

その気持ち、よ~くわかります(笑)..


銀行で何気に手に取った無料冊子の「十和田湖で姫鱒を釣る」というタイトルに目を引かれました。
今年の十和田宇樽部キャンプのボート釣りで玉砕した「姫鱒釣り」を堪能してる地元の方の記事です。

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なんかメラメラとリベンジに燃えてきましたよ(笑
この姫鱒って、淡水魚の中で一番美味と言われてるんです。
一度樹海ライン途中の「七滝フィッシィングガーデン」がオープンした時にルアーで何匹か釣って焼いて食べたことがあるんですが、なるほど美味しかったです。
リベンジを果たした暁には刺身にして食したいと、今から来年に向けて心の準備だけは万端であります(笑

はてさて、タイトルの「零戦(ゼロ戦)」はどうしたの?って話なんですが、実はキャンプのときにマイボートで姫鱒釣りをした半島の裏側に位置する中湖(なかのうみ)の湖底で、戦時中に墜落した陸軍の一式双発高等練習機の存在が確認されたというニュースが2か月前に報じられました。
調査、発見までの経緯も運命的というかロマン溢れるもので凄く興味を惹かれます。

自分的にはもともと零戦が好きなところもあって(決してマニアではありませんが)、昨年発売されたデアゴスティーニの「週間零戦をつくる」が出た時には真剣に購入を考えてしまいました。でもね、完成までお付き合いをすると15諭吉もかかるので敢え無く玉砕でしたが、なんかマイブームになりそうな予感がしてたので、今回のニュースは自分にとってはトピックスでした。
引き上げには1000諭吉が必要なんだそうです。三人の遺体がまだ機体に残されている可能性もあるそうなので、ぜひ青森県・秋田県からの補助を期待(機体だけに)したいところですが寄付を募るのもいいんじゃないのでしょうかね。引き上げの時はぜひ見てみたいものです。

そんな零戦好きになったのは何でだろうかと考えたりもするのですが、多分、小さい時に父からよく聞かされた戦時中の話が影響してるんでしょうね。我が町大館には有名な花岡事件というのがあって、戦時中に強制労働させられた中国人800人が脱走してその半数が拷問で死亡したというものなんですが、その時に山をひとつ越えたウチの集落でも捕らえられた中国人が磔りつけされたらしく、当時12才の父もそれを見たとか、ど田舎にも拘わらず敵のグラマン戦闘機が飛来し超低空で飛んで行ったとか、零戦もよく飛んできたとか、色々と戦時中のことを教えてくれました。
その花岡事件は中国人遺族と鹿島との和解が成立したのはわずか9年前のこと。日中共同声明で中国側が賠償請求権を放棄したということが永く解決しなかった一因になったようですが、中国や朝鮮がこの戦後賠償請求を放棄したことを知ったのは、恥ずかしながら数日前に発売された浜田省吾のDVDからでした。(このDVDについては後で紹介したいと思います)

そんな感じで、零戦や戦争のことを何気に心のどこかに仕舞っていたのでしょうか、その後零戦のプラモを作ったり、中学の時にやったUコンもやはり緑の零戦でして、何回も墜落させてはバルサ材で作り直した記憶があります。
そんな頃、高校受験に失敗して落ち込んでいた友達を励まそうと、今思えばおせっかいだったか、映画に誘ったのですが、あろうことに見たのが「軍閥」というこってこての戦争映画でした。これしかやってなかったのかな~?
その映画、断片的にしか憶えてませんが、逃げ込んだ洞窟の中で泣く赤子を敵に見つかるからと殺すように兵隊に命じられた母親が発狂しながら自分の子供を絞め殺すシーンだけは今でも鮮明に覚えています。当然零戦も登場してたでしょうから多分映画に見入っていたに違いありません。
思えば、高校のはじめ頃までよく教科書や机に零戦の落書きを描いてましたね。なんかそのころから変わってたのでしょうね、きっと(笑

それから長い間、零戦のことはすっかり頭に無かったのが例のデアゴスティーニでちょいとプチマイブームになりそうな予感に、とどめを指したのがコレ!

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百田 尚樹氏のデビュー作で昨年ベストセラーとなった「永遠の0(ゼロ)」です。

零戦の物語だし、同郷のブロ友さんが入院中に読んでお奨めとのことでしたので、早速読んでみました。
帯の児玉清氏が号泣したという言葉どおり、かなりのウルウルものでした。
家族のために絶対に死なないと心に誓った主人公が、本当は出動せずに済んだはずなのに心優しき故に特攻隊として散った物語ですが、戦争に突入せざるを得ない当時の情勢や背景はもとより、空中戦での戦術や零戦の操作の細かい描写が結構マニアックで、かなりの資料を検証して書かれた小説に思います。
ほんとお奨め一冊です。

この本に触れて思ったこと。。
今の日本は平和なんだな~って。。

でもね、最近なんか、戦争を危惧するような流れの中にあるんじゃないのかなと漠然と思ったりもするんですよ。
イデオロギーを論ずるわけではありませんが、日本では戦争をしてないだけで、あちこちで内紛やらややこしくなってますので、日本もこのまま経済がドン底に突き進むと、国のエゴが徐々にぶつかり合い、この間の尖閣諸島問題で多くの人が屈辱感を感じたとすれば(私もそうですが)、そういうちょっとしたことで引き金を引きそうになっちゃう危険性がすぐそこにあるんじゃないかと。。
簡単にそうにはならないとは思いますし、あってはならないことなんですが、戦争を繰り返してきた歴史があるのもまた事実。
今、歴史ブームらしくて龍馬伝なんかも毎回かかさず見てるんですが、明治維新以降の年表を短いスパンでざっくり眺めると、たやすく戦争に突入した、あるいは突入せざるを得ない情勢の流れを手に取るように理解でき、そして反省もできるわけですが、軍の暴走は別にしても、当時に生きていた人はその流れの渦中にあり、戦争は嫌だと誰しもが思っていても、たやすくその渦から逃げることが出来なかったのも事実として捉えなければならないのでしょう。
自分も死にたくないし、家族も無くしたくない、でも、やられたらやり返すといった、どっかで戦争を肯定してしまいそうな世の流れになっちゃうのが怖いです。

そんな人類の過ちや危険性に鐘を鳴らし続けている歌い手がいます。(強引につなげました:笑)

敬愛する浜田省吾です。
彼は広島生まれで被爆ニ世故か、多くのプロテストソングを世に送り出しています。
核、戦争、地球環境、社会の歪等を楽曲を通じて問いかけてきます。
このあたりのアプローチを野暮ったいと感じたり、歌で世の中変われば苦労しないよ~と思う人がいてもしょうがありません。人それぞれですし、こういう人が一人位いてもいいんじゃないかと思います。

その省吾が6日にリリースしたDVD「僕と彼女と週末に」です。

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1980年代半ばからの貴重な未発表ライブ映像をベースに、歴史上の記録写真や映像をミックスし、「学べるニュース」等でおなじみの池上彰氏によるそれぞれの時代や各テーマの解説文&年表・テロップを付加した映像作品です。

約100ページにわたるブックレットにも、全18曲のサブタイトルごとに池上氏の時代の解説テキストが掲載されてますが、やはり映像に解説の字幕を写してみた方がいい感じです。解説文はかなり解り易いし、画像・映像にそれぞれ付くテロップもありがたい。年表はごく一般的なものですが、郷土の小林多喜二の「蟹工船」も異例な扱いでしょうか載っていました。
この字幕はそれぞれ切り替えできるし字幕なしもOK。それぞれで4回くらい見ました。
幕末のペリー来航にはじまり、激動の世界史や時代の抱える問題がライブ映像とともに次々と映し出されます。
当然、零戦や特攻隊の別れのシーンとかも出てきます。
最初に解説字幕にして全編見たんですが、途中プチウルウルした場面も。。
こんなDVDって初めてでしょうね、きっと。
賛否両論あるでしょうが、総じて素晴らしい作品だと思います。
が、見るまでは一抹の不安もありました。
とあるブロ友さんのサイトにも辛口コメントがありましたが、先行公開された10曲のビデオクリップのうち「僕と彼女と週末に」が、え゛~こんなのありって感じでしたので恐る恐る見たんですが、本編ではほとんど歴史映像なしで素晴らしい出来でしたのでホント安心しましたよ(笑
というのは、この楽曲ってこのDVDのリード曲になってるし、省吾ファンが一番リスペクトしているアルバム「PROMISEDLAND〜約束の地」の最後の曲で、省吾ファンにとっては特別なものがあり、また伝説となってる浜名湖渚園の野外コンサートの映像が使われてることを考えると多少辛口になっちゃうのです、はい。
ちなみにノースの省吾コンサート初参加は渚園の2か月前の1988.6.5であります。
欲を言えば「マイホームタウン」やインスト曲「オーシャンビューティー」もこのDVDの重要どころですので、もう少し曲に合った映像を考えてもよかったのかな~、なんてドサクサ紛れにプロに意見を申したりしています(笑

このDVDは社会的メッセージを発した曲をリメイクしたCDとの同時発売ですので、今度はCDを聴いてみたいと思っています。

ご安心下さい、そろそろ締めに入りますよ~(笑

このDVDをリリースするまで、省吾は板屋宏幸監督とアイデアを長年温めてきたようです。
そして今その機が熟したんでしょうか? 発表の背景にある真意に興味が移ります。

思うに、冷戦終結以降、箍が外れた諸国の内紛はとどまることを知らず、アメリカは弱体し、テロも核を持っちゃうかも知れない、環境問題も来る所まで来てる、世界同時の大恐慌が来たときにゃ歴史の繰り返しか?..等々、本当は切羽詰ったところまで来てんじゃないの?って、鐘を今まで以上に大きく鳴らさないといけないよね!といった思いがあるんじゃないかと勝手に推測しています。


十和田湖で機体を発見した海洋調査会社杉本社長..
>「飛行機が見つかったことよりも、乗員3人が亡くなったことの方が重い。歴史の中で翻弄された人たちへの鎮魂を忘れてはならない」と強調した。

「永遠の0」..
ぜひ映画化してもらいたいです。

「僕と彼女と週末に」..
>♪いつか子供たちに この時代を伝えたい
  どんなふうに人が 希望(ゆめ)を継いできたか..

ここ少しの間に、奇遇にも零戦や戦争に纏わる話題が続いたもので、これは「記事を書け」との天の声とばかりに(笑)またまたマニアチックな記事を書かせてもらいました。 ^の^
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