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先般の森吉山登山の帰りに阿仁打当地区にあるクマ牧場とマタギの湯に立ち寄りました。

ここは以前紹介した安の滝の入り口のすぐ手前に位置します。

今回の記事は阿仁マタギに係る内容にも触れたいと思いますが、なにせディープな記事多しノースのブログですので、今回はアッサリと行きたいと思っています。。

んっ..
なにやら、北のお友達からメッセージが届いているみたいです。

なになに、マタギの記事が楽しみなので、いつもにましてディープな内容でお願いしたいですって。
え゛~本当にいいんですか~?
しょうがありませんね~リクエストですから(笑)、じゃ渋々、超ディープな内容でお送りしますね(ニタッ)

そのなわけで、まずはクマ牧場の動画をご覧いただきましょう!


ここには今回で5回目でしょうか、結構きてますね~
やはり子供達が喜ぶのは動物モノが一番ということですね。。

動画中、なにやら工事中の建物が映っておりましたが、実は昨年4月の忌まわしい事故で閉鎖した鹿角市八幡平のクマ牧場からヒグマ19頭を受け入れるための舎とのことで、今月中に移送される見通しのようです。

ノースはクマがすごく怖いです。
檻の中のクマは着ぐるみみたいで全然怖くないんですが、実際山の中で鉢合わせしたらと思うと..


そんなことで、お次は牧場のすぐ近くにある「打当温泉マタギの湯」に寄ってみました。
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入るとすぐに先ほどのヒグマの花子の旦那さん「ヒグマのごん太」の剥製がお出迎えです。
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映画「マタギ」や「イタズ熊」で主役を務めた450キロの巨体がでかすぎます。

北海道しか生息しないはずのヒグマがなぜ阿仁を舞台にした映画に出てたの?っていう話ですが、そこは是非スルーの方向で(笑

ここには「マタギ資料館」が併設されており、今まで何回も立ち寄りながら何気に機会を逸していたんですが、今回初めて見学しました。ちなみに資料館は有料となっています。

館内の様子を紹介する前にマタギについて少々お時間を..

ここ阿仁打当地区はマタギの里と呼ばれており、東北の中でも人口密度ならぬ熊密度がダントツで高い森吉山麓域でクマや野生動物の狩猟を生業とする集団「マタギ」の本家本元です。

阿仁マタギは猟場が広い順に「比立内マタギ」「打当マタギ」「根子マタギ」があります。

このうち「根子マタギ」はマタギ発祥の地となっているようですが、源平の落人が渡来して開拓をしたと伝えられてる隠れ里のような場所で、他の二つの地域からも離れていることから、すでに森吉山を縄張りにしていた打当と比立内マタギの領域には入れず、根子周辺に加え、遠くは長野や富山方面まで狩猟の範囲を拡大していったようです。いわゆるを旅マタギです。

根子番楽など独自の文化を持ち、また耕地もあまりない根子地区のマタギ達は、旅マタギのみで生計を立てているという気概が根底にあるのか、他の里マタギ達を一段低く見るというか、一線を画していたという記述もあります。

それぞれの成り立ちの違いがあるにせよ、阿仁マタギの文化には興味を惹かれます。

マタギ文化の特筆とするところは、猟に出るとすべての会話は隠語で行われるということでしょうか。
そしてその隠語とはアイヌ語だというところにすごく興味を惹かれます。

日本原住民のアイヌ人の文化が遥か昔から東北の地に入り込んでいたということなのでしょう。

ちょいと話がそれますが、アイヌ人と沖縄の人が似ているんじゃないかと前から漠然と思っていたんですが、なにやら昨年あたりに東大のチームがDNA解析でアイヌと琉球人は縄文人、本土の人たちは縄文人と弥生人との混血ということを学会に発表したんだとか..

なるほど、やっぱりそうでしたか..(笑

なんでこういう話題になったかというと、昨日の「世界ふしぎ発見」で、縄文人を特集していて、我々の祖先の起源はポリネシア方面から渡来した縄文人で、世界で初めて土器(縄文式毒)を造り、そしてアメリカや南米まで航海しその原住民になったという非常に興味深い話だったからであります。

以下番組からの情報を羅列。。

ワシントン州コロラド川で見つかった9500年前の人骨がアイヌ人とポリネシア人に近く、どうやら縄文人らしい。
南米でも縄文式土器が多く発掘されていることからも、遥か昔に縄文人が海を渡った可能性が高く、別説のベーリング海峡を渡った可能性は体内の寄生虫の生存から低いらしい。
1年もかかっての航海が果たして可能であったかという疑問があるが、アウトリガーの付いたカヌーで行ったらしい。
カヌーの言語は古事記や日本書紀にある(船=枯野=軽野)から来ているかも?
等々。。

なにやらアメリカインディアンも先祖は縄文人であるというのは、アイヌや琉球人の彫の深い顔立を見れば確かに似ているような気がしないでもないですね。

その縄文人に対し、中国南方から渡来した(朝鮮半島から渡来が最近の説らしい)弥生人は本土の中心域で混血して現在に至っているが、北海道・東北そして沖縄・九州の人は縄文人の影響を今なお強く引き継いでいるらしい。
番組のクイズでは、武井壮が正解してましたが(ノースも正解でしたよ:笑)、縄文人と弥生人との違いのひとつはアルコールに強い遺伝子が多いか少ないかなのだそうです。

縄文人の方が酒に強いということですので納得です(笑
でもノースはそんなに毛深くないので弥生人でしょうかね?
そんなことどうでもいいですね(笑

マタギ→アイヌ→縄文人のキーワードが非常に関心のあったものでついつい長々と...


ということで、だいぶ遠回りしましたが、マタギ資料館の中を覗いてみましょう。

あまり言葉は要りませんね。
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どうですか、興味のない人にはどうでもない展示の品々なんでしょうが、今回ノースのイチオシは長男が遊んでいたクイズ。。
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マタギが使う言葉の意味を当てるものですが、な~んと、以前北のお友達から伝授されていたアイヌ語「ぶっぱなす=鉄砲を撃つ」がそのまんまクイズに出てました。
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アラジンさ~ん、見てますか~?
北の大地と東北の地がこんなところで見事に結びつきましたよ~(笑

マタギ...
この地に根差した素晴らしい伝統の文化、生活の知恵。。
時代の流れとともに、マタギの本場であるこの阿仁地区でもマタギとして生計を立てている人はほんの僅かしか居ないと思いますが、やはり他県のマタギも様変わりしているようです。

10月のとある日の食堂。
何気に目に入った白神山地の玄関口、青森県「西目屋村」の現在のマタギ事情と伝統文化の継承についての新聞記事。
以前キャンプの下見で訪れたところです。

記事がすごく面白かったので色々と検索し、記事に載っていた関東出身の方が遠く青森の地でマタギを継承した内容の動画を見つけましたのでご紹介します。

長いし重いので関心のない方は苦痛と思いますので自己責任で(笑
http://www.dailymotion.com/video/xviikv_%E7%99%BD%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%BF%83-%E3%83%96%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%82%AE%E3%81%AB%E9%AD%85%E3%81%9B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6-2012-11-26_people

冒頭の画像のことば..

               山の恵みを必要な分だけもらい
                 
                 余分にはもらわない。

                  マタギの古い掟は、

                 決して古くはならない。


マタギの文化はやはり脈々と受け継がれているようです。。


長々とディープな記事にお付き合いいただきありがとうございました。

次回記事はあっさりいきますね!

リクエストが無ければ(爆
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