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「サルビアの花」 作詞 相沢靖子/作曲 早川義夫

早川義夫がURCレコードのディレクターの傍ら1969年に発表した初のソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」に収録され、後に多くのミュージシャンによってカバーされる、彼のスタンダードナンバー。。
いつもいつも思ってた
サルビアの花をあなたの部屋の中に
投げ入れたくて
そして君のベッドに
サルビアの紅い花しきつめて
僕は君を死ぬまで抱きしめていようと

なのになのにどうして他の人のところへ
僕の愛の方がすてきなのに
泣きながら君のあとを追いかけて
花ふぶき舞う道を
教会の鐘の音はなんてうそっぱちなのさ

とびらを開けて出てきた君は
偽りの花嫁
ほほをこわばらせ僕をちらっと見た
泣きながら君のあとを追いかけて
花ふぶき舞う道を
ころげながらころげながら
走りつづけたのさ


作詞者の相沢靖子さんは早川義夫の高校の同級生。

多くの女性歌手がカバーしていることや綺麗なメロディーから、ロマンチックな曲と思っている方が多いと思う。
なんか映画「卒業」のラストシーンみたいだしね。

単純に解釈すれば、未練たらしい男のストーカー行為を歌ったようにも思えるし。。

詩の本当の意味について早川氏が語っている記事を見てびっくりたまげました!!
いや~相沢さんって凄いですね。女性だからこんな詩が書けるんでしょうか。。

キーワードは詩中に出てくる「あなた」「僕」「君」の人称代名詞とサルビアの赤い色。。
だけど登場人物は三人じゃなくて二人のようです。
「あなた」と「僕」は同じ男性ともとれるし、「あなた」と「君」は同じ女性かも知れません。

後で紐解きますが、早川氏の解釈も含め本当の詩の意味は未だによく分かりませんが、一番の歌詞で詩の深さというものを教えられました。。


歌詞の意味からも、あまり女性が歌うような曲ではないようですが、もとまろが歌っちゃいました(笑

他のサイトからの引用です。

1971年秋、青山学院高等部の女子の学生バンド「もとまろ」(海野圭子、山田真珠美、織間千佳子)はTBSの「ヤング720」のスタッフから、番組内のフォークグループ勝ちぬき歌合戦に参加することを勧められる。4週勝ちぬいたもとまろは5週目で歌う曲がなくなった。そしてメンバーのフォークに詳しい山田真珠美さんはこの「サルビアの花」を選ぶ。そのテープがニッポン放送の深夜番組「コッキーポップ」で流れると、リクエストが殺到。そこにレコード会社が目をつけ72年にもとまろのシングル盤として発売され大ヒットとなる。

もともとプロになる気のなかった「もとまろ」のメンバーたち。その後マスコミに顔を出さないまま大学や短大に進学し、「もとまろ」は解散した。

ただ、彼女たちには心配事が残りました。曲を勝手に使われた早川さんが怒っている、とうわさで聞いていたのです。「お会いしておわびしなければ」。そんな気持ちを引きずったまま、30年が過ぎました。

結婚して松本姓となった海野圭子さんは現在(当時)、長野県にある玉村豊男さんのワイナリー「ヴィラデスト」で働いています。

東京・渋谷のライブハウスで2003年12月、松本さんはようやく、早川さんがピアノを弾きながら歌う「サルビアの花」を聞く機会を得ました。「頭をガーンと殴られたような衝撃を受けました。女子高生がうたうような曲ではなかった」

演奏後に配られたアンケートで素性を明かし、おわびを書きました。ほどなく早川さんから手紙が届きました。曲を世の中に広めてくれて、むしろ感謝していました、という旨でした。



早川氏曰く

サルビアの花は女○自○
あなたの部屋は子宮を
ベットに敷きつめられたサルビアの赤い花は破瓜の血のことを表しているんだそうです。

一方、「あなた」と「僕」は同じ男性の意味だとすれば
サルビアの花は、大切に守ってきた女○自○ということなのかも知れません。
だとすれば、ここで男女の保守的な当時の時代背景も見え隠れします。

真相は如何に!!


過去記事で、桑田佳祐氏がこの楽曲に大きな影響を受けたことを紹介していますが、「サルビアの花」を語るにもう一人欠かせない人がいます。

ノースとちょっとした共通点のある「甲斐よしひろ」さんです。

2007年の過去記事「♪サルビアの花♪」で甲斐氏が歌うサルビアの花の動画を貼ってますが、残念ながら今は何処にも転がっていないようです。

福岡のあまりにも有名過ぎる「照和」のステージに高校の時から立っていた彼。。

その当時、メジャーデビュー前のとあるグループのリーダー(現在は超有名)が早川義夫の妄信的な信者で、同じステージでジャックスの曲をよく演奏していたのを見ていたらしい。

それで早川の曲を知ったのかはよくわかりませんが、甲斐氏もまた早川の影響を大きく受けているようです。


その甲斐よしひろが、レコード会社を代えてまで1978年にリリースした渾身のソロカバーアルバム「翼あるもの」に「サルビアの花」が収録されています。

彼のインタビューを掲載しているサイトからの引用..

今回のアルバムの発想はこの曲だといってもいい。早川義夫の作ったこの曲は、最高だと思う。男と女のこと謡っている歌だけど、チラッと社会が見える緊張感があったりして、それはオレたちのバンドの世界に共通している。この曲は、どううたっても早川義夫には負ける。それでこのアルバムの中では唯一原曲に近くした。とにかく、この歌は一度自分の声で音にしたかったし、早川義夫に捧げたかった。 

これ以上の賞賛の言葉はありませんね。


早川義夫の音楽を理解してもらうには、やはり甲斐さんのように早川をリスペクトする多くのミュージシャン達を紹介するのも一考かと、次回関連記事はその辺から切り込んでみようかな。。

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