2009.03.09 Dave Mason
ようこそノースワールドヘ!
今日も貴方をコメント無用のディープな世界へとご案内します(笑)

今日は「デイヴ・メイスン」(メイソンとも呼ぶ)というイギリスのロックミュージシャンの話題を少々。

davemason1974.jpg 画像は彼が74年にリリースしたアルバム「Dave Mason」
 です。
 実はこのジャケットと同じシールが私の部屋にず~っと
 貼ってあったんです。
 確か音楽雑誌の付録でついてきたハガキ大くらいのやつ
 を机の脇の壁に貼っちゃったんですね~!高校1年の時
 だと思います。
 一度剥がそうとしたんですが上手くいかずに、そのまま5
 年位前に壁紙を張り替えるまでほぼ30年間一緒に暮らし
 てました(笑)

最近何気にシールのことを思い出しググッてみましたら、シールの写真がアルバムのジャケットだったことを知りました。
実は30年もの仲なのに一度も彼の歌を聴いたことなかったんですね。で、このアルバムを手に入れようと調べたら、CDも今は廃盤となり某オクもたまたまか高値傾向!LPもなんだし、と、しょうがなく前年リリースのアルバム「It's Like You Never Left」とワンオンになった輸入盤を購入しました。アマゾンからアメリカ直送の新品で送料込み1,500円位と安価。でもこのCDちょっとしたオチがあるんですが後ほど..
視聴の感想は素晴らしいの一言..
それもそのはず、彼の類まれな才能と華麗なる経歴。この人タダモノではなかったようです。

少しばかり経歴を..

60年代後半にある意味ビートルズ以上の影響力を持っていたクラプトンの「クリーム」とスティーヴ・ウインウッドの「トラフィック」の二つのグループが合体し、未だにスーパーグループと称される「ブラインド・フェイス」が1969年に誕生しています。
このトラフィックでウインウッドと二枚看板を張っていたのがメイスンで、トラフィック最大のヒット「Hole In My Shoe」は彼の作品。
ても二人は才能がぶつかり合う故にそりが合わなかったようで、69年のトラフィック解散前にはすでに脱退し、デラニー&ボニーのツアーサポートメンバーとしてクラプトンやジョージハリスンらと行動をともにしています。
もともとデラニー&ボニーの夫婦デュオはブラインド・フェイスの前座をやってて、クラプトンが惚れ込みサポートすることになったらしいのですが、ブラインド・フェイスの活動をそっちのけでサポートしたことがスーパーグループ解散の要因となったようで、クラプトンが後にウィンウッドを傷つけてしまったと回想しています。(雑誌「大人のロック」にそう書いてありました)
その時のサポートバンドの主要メンバーこそ、後のデレク&ドミノス。そして名曲「いとしのレイラ」の誕生へと繋がる流れとして大変興味深いですね。
メイスンもクラプトンに誘われていたようですが彼は終始個人での活動というスタンスを崩さなかったようです。

このツアーサポートによってアメリカ音楽に魅せられた彼は、英国トラッドからスワンプ・ロックと英国的メロディ・センスをブレンドした音作りへと変わっていき、70年にデレク&ドミノスのアルバムと同じサポートメンバーで作られた「ALONE TOGETHER」でソロデビュー。

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今回購入した↑のCDの1枚目のアルバム『It's Like You Never Left』は彼のアルバムの中でも評価が高く人気があるようで、ボーカルにクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(ニール・ヤングがいたグループ)のグレアム・ナッシュを迎え入れた他、スティーヴィー・ワンダーも参加し、ジョージ・ハリスンは‘Son Of Harry’という名でギターを弾いています。
このアルバムですが、ボーカリストとしても、メロディ・メイカーとしても非常にバランスの良いミュージシャンだということが伺い知れます。
基本的にロック&ブルース&ウエスト・コーストなんですが、ブルージーなギターは泣くし、メロディアスな曲作りのセンスは日本人の感覚にぴったしはまってしまいます。
クラプトンがいまだに人気があるのを考えると、メイスンももっと売れてもいいのではと思っている方が結構いらっしゃるようです。

2枚目の自らの名をタイトルにした74年の『Dave Mason』も、すがすがしいジャケットが示すようにウェスト・コーストの空気をたっぷりと吸いこんだ佳曲ぞろいで、派手さはないもののツボを押さえた味わい深い一枚となっています。
中でも、5曲目のホブディランの名曲「All Along The Watchtower」邦題「見張り塔からずっと」が素晴らしいです。
この曲、持っているニール・ヤングのライブアルバムで知ってたのですが、なにやら大物アーティストらがカバーしている有名な曲だったとは露知らず..でした。
ジミ・ヘンドリックス、ニール・ヤング、U2、ブルース・スプリングスティーン等々..
中でもジミヘンのはご本家より有名らしく、この曲をジミヘンの曲だと思っている人が相当いるようですね。
実はジミヘンにこの曲を教えたのが、当時から親しかったメイスンだといわれています。

そして私的に嬉しかったのは、私の愛聴盤で、70年代の金字塔と称されるジョージハリスンの「オールシングスマストパス 」というアルバムにメイスンも参加していたこと。
アルバムの解説をみましたら載っておりましたメイスンさん。
2枚目の11曲目「Plug Me in」についてこう書かれています。
「この曲ではデレク&ドミノスのメンバーに、デイヴ・メイソンも加わり、ジョージ、エリック・クラプトンとギター・バトルを繰り広げている。センターのギターがジョージで、右側がデイブ・メイソン、左側がエリック・クラプトンという配置だが、デイヴ・メイソンのギターが出色の出来栄えである。」..

何も知らずに30年もの間一緒に暮らしたデイヴ・メイスンが(爆)私の好きなジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンとずっと昔から親しい関係にあったことがなんとも奇妙で嬉しく、そして何よりもメイスンの作り出す音楽が私の心の琴線にすっかり触れてしまいました。

彼のサイトに入ると突然流れるブルージーな曲!かっこ良過ぎます。
http://www.dave-mason.com/home.html
フリーウッドマックのサポートをしたり、自分のバンドでツアーをやったりと今も現役で活躍されてるようです。
今月の25日には、76年リリースの名盤の誉れ高いライブアルバム「ライブ~情念」が完全生産限定盤でリリースされるようです。それも初耳の『Blu-spec CD™』で..

こうなるとメイスンのアルバムを色々聴きたいところですが、ほいほいとCD買うわけにもいきませんので、この限定盤をチョイスしてしばらく楽しんでみようかなと思っています。

※今回のアメリカ直輸入のアルバムですが、1枚目と2枚目がそっくり入れ替わって録音されています。
2枚目の5曲目に入ってて実際は15番目にかかるはずのディランの「All Along The Watchtower」が5番目にかかって「アレッ」でした。やはりアメリカですね(爆)

今日も自己満足的記事にお付き合いいただきありがとうございました。

お付き合いついでにメイスンの「All Along The Watchtower」をよかったら..
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