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2007.09.20 大雨
ブログ友の皆様、今般の東北北部地方の大雨被害に対しましては、心温かいお見舞いのお言葉をいただき本当にありがとうございました。

ニュース等でご存知の通り、死者や行方不明者の出る程の大雨で、私自身もこのような大きい被害を今まで経験したことが無く、自分にとっての防災意識を考える意味でも、今回、自分の周りで起こった事の詳細をUPしたいと思います。

17日午後8時頃、勤務する会社近くの河川の増水が気になり出向いたら、警察と消防が米代川氾濫の可能性による避難勧告が出されていて、既に増水が始まっていたので、急いで事務所のパソコンや、別棟にある特殊な機器のうち運び出せる物を事務所の2階に上げ、一旦マイカーを遠くに置きに行き、社用車を退避させようと戻る途中すでに膝上の水。結局社用車の移動は諦めてすぐさま戻りました。
会社は米代川とそこに流れる支流が合流する地点に近く、特に支流は敷地と隣あわせのため、万が一米代川の氾濫が始まればこの支流も時間の問題と緊迫する状態。そうなれば事務所の2階近くまで水没の可能性があったので自宅にも戻れず、地域住民と消防が交互に見回りを続ける陣地付近にマイカーを止め、未明までその中で見守っていました。

途中、ラジオを聞いていたら、避難勧告から程なくして、この合流点から下流2キロ位の範囲で氾濫したという情報が!県内の氾濫情報はこれだけで朝片まで連続して流れていました。
それを確認にも出かけましたが暗くてわからず、結局この区間は12時間にわたり堤防を越流していたようで、稲刈り前の稲を全部飲み込んで湖の状態となっていました。(画像参照)

s-IMGP0930.jpg s-IMGP0929.jpg

画像はすでにかなり水が引いた状態で、自宅から直線で150m位の農道から撮影しました。左の画像の木が見えるあたりが堤防ですがよく見えません。右の画像の向こう側に一番氾濫した場所がありますが、交通規制で覗くことができません。地元新聞写真にもっと上から撮った写真が掲載されておりましたが、すぐ後ろにあるJR奥羽線の線路が少ししか見えない状態で、すぐ近くでは完全にレールが埋没していたようです。一番増水したときは多分自宅のすぐ近くまで来ていたようです。近くにある今は人に貸している我が家の田んぼも水没しちゃいました。
ここに民家が密集していたら・・と考えるとゾットします。

場面はまた会社に戻りますが、結局近くの川は氾濫しませんでしたが、いつ両河川とも氾濫してもおかしくなかった状況でしたので、ほんと危機一髪でした。
18日の秋田県全域で読まれている新聞には、事務所から真横に300m離れた地区の住民が逃げ遅れ、消防のボートで救出されている写真が一面のトップで載っていました。

県内では他に隣の北秋田市阿仁前田地区の被害等、もっと大きい被害のあったところもありますが、副知事が被災地視察に訪れた場所が、阿仁前田地区と自宅近くの氾濫箇所ということからも、私の自宅や会社付近の被害も結構大きかったんだなと再認識しました。

自宅は全く被害はありませんでしたが、勤務先の事務所と別棟の建物が床上浸水となり、社員と手伝いの総動員で片付けをしましたが、別棟に設置している特殊な機械も冠水してしまい、事務所に移動した機器の他一部光学機器は被害を免れたものの、水没した機器全てを分解し乾燥・導通・漏電を確認するのにメーカーのサービスが18日から総動員。すでに公示されているある事情もあり、完全復旧の最終期限は19日午後3時。一部機器のセンサーの電圧の低い箇所の基盤の交換が必要とのことが18日の午後になって判明。千葉から部品を羽田までバイク便を使って運ばないと間に合わないとか一時騒然。結局盛岡までの陸ルートを確保し、早朝にそこからこちらへ自走していただくことになり、ようやくなんとか間に合わせることになりました。事情はあまり説明出来ませんが、これが間に合わないと大変なことになるわけで、関係者一同ほんと冷や冷やモンでした。
ちなみに社用車は一番高いところに置いていたので、ぎりぎりセーフでした。(後で聞きましたら、会社入口付近は腰以上あったようです。)

今回の大雨で亡くなられたり、依然として行方不明の方がおられますし、住宅が損壊する等、大変大きな被害を受けた方々が沢山いらっしゃいますが、私個人にとってもこの雨は忘れることの出来ない大変なものとなりました。

今回の大館市とお隣の北秋田市・鹿角市を合わせると避難勧告だけで約7000世帯2万人の大事態となりましたが、避難勧告が円滑に初動されたことが人的被害を最小限に食い止めた大きな要因になったと思っています。
実は今回の雨が断続的に広範囲に降った割りにあまり強く降らなかったので、川から離れたところに住む方は翌朝のニュースを見て初めて知ったという方が結構いたんです。
やはり防災面を考えるに当り、自分でも今回の雨の降り方にこれから気をつけることを学習しましたし、勧告等の初動発令が迅速に機能することの必要性や堤防護岸工事等、防災の有り方について学ぶことができました。
これから台風の季節ですので、今回のことを教訓にしたいと思っています。
いや~疲れました。
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