今日もまたまたレストアと関係ないオーディオのお話。

日本ビクターで最近発売したスピーカーキットSX-WD5KTについて一言。

このキットが自作オーディオに興味のある方に最近プチ的に話題となっています。(たぶん)

当ブログにバナーリンクしている「ザ・キット屋」でもこのキットを独自にチューニングして販売する計画があります。

このキット屋という小さな会社(企業名サンバレー:トヨタの子会社です)の最近の活躍は業界でもちょっとした注目株となっていて、ちょこちょこマスコミにも取り上げられるようになってきております。
昨年末に愛知近隣3県でNHKの放映があったそうで、正月には北陸地方でも再放映で紹介されています。
また、「MONOマガジン」の最新号のオーディオ特集でも取り上げられています。

なぜ真空管アンプのキットを主に扱う、ましてや通信販売オンリーの小さな会社が盛り上がりを見せているかは、リンクページの中にある「店主のひとりごと」をご覧になれば理解できると思いますので関心のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

まず、一言でいいますと、真空管アンプという「大昔の産物」が最近になってまた見直されてきたっていう話になるのですが、この会社は大橋店主以下、真空管アンプの魅力をキットという形で一人でも多くの方に・・と地道に商売を続け、この情報発信に答えるようにオーディオ好きの方が目を向ける始めるようになったという、現在のオーディオ業界では考えられないような商売で着実に業績を伸ばしており、最近の真空管ブームの火付け役といっても過言ではないと思っています。

その企業姿勢もさることながら、大橋店主の類稀な知識とバランス感覚、その人間性・・これこそがバックボーンとなるユーザーの指示を得ている大きな理由だと思います。

それだけ関心を寄せる方が急増した理由はいろいろと考えられます。

現在の時代的背景(心が疲れる時代の心のより所?)もあると思うし、トランジスターアンプの音に安らぎを得られないというマニアが最終的にこの音に戻ってくるケース(いわゆる鮒に始まり鮒に終わるってやつ)や、もともとレトロ的なものが好きな方、最初から真空管は安らぎのある音が出るのではと思っている方、キット類が好きな方・・等々いろいろあると思いますが、私的にはマニアでは無いので、単にもの作りの楽しさや自分が作ったという実感と真空管が予想以上にいい音でなんか安らげるということに尽きると思っています。

さて話をスピーカーキットに戻しますが、大会社のビクターが今なぜキットなのかということですが、団塊世代の特需を期待しているようにも思えますが、世の中の流れがなにかモノに対して本物を望んでいるというか、いいモノを見直す方向に流れているというか、よく表現出来ませんが、つまり、私の得意とする(笑)昔の良き時代の良きモノを今に・・ってこととモノ作りを楽しむ方が急増している現象をビクターが敏感に感じ始めているんじゃないかと勝手に思っています。

でもこのスピーカーが古き時代のものではありませんよね。
そう、キットだからですよね、それもすこぶる上等なやつ!
ビクターでしか作っていないウッドコーンユニットやエンクロージャーの材質・質感、しかも自分で作る、自分でチューニング出来る!
私のような者の心の琴線に一発で触れちゃってます。

ビクターさんはエライ! これに着目した大橋さんもエライ(笑)

ビクターといえば、この間のテレビ朝番組で、キャスターの小倉智明さんがビクターで出した家庭用フルスペックハイビジョンビデオカメラについて熱く語ってましたよね!
ビクターが不振なのは技術は超一級なのに営業がへただとか、ビクターは本当はすごい会社なんだとか、必ずこのビデオカメラを買うとか、かなりのビクターファンのようで、その意気込にとなりのアナが閉口してました。

大変長い記事になってますね(笑)

最後にキット屋の最近の「店主のひとりごと」から・・・

>先日ある超大手オーディオメーカの偉い人が名古屋のオーディオフェアで私どものブースに来られ「いまこの時代にこんなに沢山の方がキットというカテゴリに興味を持つこと自体、全く信じられません」と遠くを眺めるような目をして仰っていました。その方と一緒にいらした部下と思しき方は「いやあこの熱気は今の業界に一番欠けているんじゃないですか、私もキット屋さんの製品は以前から知っていますけど、これだけ数が出ていてこれだけオークションや中古市場に出ないメーカは本当に他にはありません。それだけ自分で作って自分で聴くという行為に意味があるという事ですよ。だってお客さん、みんな目の色が違うじゃないですか。・・・

この内容をみて、私が今になってなぜTLに乗ろうとし始めたか、レストアになぜ楽しさを見出しているかを再認識したことは言うまでもありません・・(終わり)
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